先端エネルギー理工学専攻は、2つのサブグループ(プラズマ系とシステム・マテリアル系)から構成され、核融合を利用した先進的高密度エネルギー開発、水素や太陽エネルギー等の新エネルギー開発、それらに関連した基礎学理に関する学際的な研究と密接なつながりを持った大学院教育を実施しています。
基礎学力の充実、幅広い科学的素養と専門知識の修得、課題探求能力や実践力の強化により広い視野と創造力を持った次世代の技術者や研究者の育成を目指した教育カリキュラムに基づき、大学院生の教育・研究指導を行っています。
修士課程1年前期には、必修科目(プラズマ概論、エネルギー輸送概論、エネルギー工学概論)と基礎選択科目を履修することで、先端エネルギー理工学関連分野の基礎を学びます。1年後期以降は、それぞれのサブグループに関連した専門科目を履修することで高度な専門性や実践的応用力を身につけることができます。1年次から研究室で実施される実験、演習、ゼミを通じて、修士論文の課題研究に着手し、学会発表や論文執筆を経験することにより、表現能力やコミュニケーション能力を鍛え、広く世界と交流し情報発信できる力を養うことができます。修士課程2年間の成果は、最終的に修士論文の形で結実することになります。
博士後期課程では、国際的に高い水準の研究活動を行う機会を提供し、国内外で指導的役割を果たす研究者や技術者を育成しています。 |