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原子・分子過程データを基盤とした科学の最前線

九州大学 大学院総合理工学府 総合理工学専攻 プラズマ・量子理工学メジャー
原子・分子・光科学研究室(連携講座)
Japanese / English
加藤研究室のホームページへようこそ
当研究室は、 九州大学 大学院総合理工学府 総合理工学専攻 プラズマ・量子理工学メジャーの原子・分子・光科学研究室(連携講座)です。 当研究室では、プラズマや材料を構成する原子・分子の構造、衝突過程、電磁波との相互作用を量子論的に研究し、プラズマの光吸収・放出スペクトルや各種材料のミクロ組織を第一原理から解明することを目指しています。 そして、近未来のエネルギー源として開発が進められている核融合炉宇宙・天体プラズマ(太陽コロナ、中性子星合体など)の物理的課題の解決に貢献します。


加藤太治 (KATO Daiji)
核融合科学研究所 教授
研究業績等 https://orcid.org/0000-0002-5302-073X
最近の代表的な論文:
Kato et al., Nucl. Fusion 2021
Tanaka, Kato, Gaigalas et al., ApJ 2018
Kato et al., Nucl. Instrum. Meth. B 2017
Kato et al., Nucl. Fusion 2015
Kato et al., J. Nucl. Mater 2009
データベース:
Japan-Lithuania Opacity Database for Kilonova

当研究室へ入学するには
九州大学 大学院総合理工学府 総合理工学専攻 Ⅱ類に入学する必要があります。 修士1年前期は九州大学筑紫キャンパス(福岡県春日市)にて講義・演習、および週1回程度の遠隔ミーティングで研究課題について打合せを行います。 修士1年後期から、研究室所在地である核融合科学研究所(岐阜県土岐市)にて各自の研究課題に取り組みます。
核融合科学研究所は、核融合エネルギー利用の実現を目標としたプラズマ理工学、理論・シミュレーション、ならびに核融合炉工学研究の大学共同利用機関です。 ここには世界有数の研究設備が整っており、国内外からやってきた研究者や大学院生が研究を行っています。
当研究室の研究テーマに関心があれば経験は問いません。詳しくは気軽にお問い合わせください。

新着情報news

       
2024年1月16日
野口湧喜君(M2)が、昨年11月末にアイーナ・いわて県民情報交流センターで開催されたプラズマ・核融合学会第40回年会で若手学会発表賞(学生会員部門)を受賞しました。 発表タイトルは「機械学習を用いたW中の水素‐欠陥複合体構造とダイナミクスの研究」です。
2023年8月9日
野口湧喜君(M2)が研究課題「機械学習を用いたW中の水素-欠陥複合体の構造とダイナミクスの研究」で博士課程進学予備審査を優秀な成績で合格しました。 また、当メジャーから九州大学大学院研究力強化奨学金の候補者として推薦されることが決まりました。
2023年7月3日~13日
加藤が共同研究のためにビリニュス大学(リトアニア)に出張、また引き続きソルボンヌ大学(フランス)で国際会議に参加しました。
2023年5月2日
研究論文Kato et al., Nucl. Fusion 2021で発表したタングステン多価イオン分光に関する研究成果が大型ヘリカル装置(LHD)計画の年次報告書でハイライトに取り上げられました。
2023年4月28日
宋定宝君(D1)が次世代研究者挑戦的研究プログラムの未来創造コース生に採用されることが決定しました。
2023年4月5日
山田和善君(M1)が当研究室に入学しました。
+過去のNEWS

当研究室の所在地

大学共同利用機関法人
自然科学研究機構 核融合科学研究所
研究部 プラズマ量子プロセスユニット
〒509-5292 岐阜県土岐市下石町322-6