基礎プラズマグループとは

以下の3つの教育分野で構成されます。

  • 核融合プラズマ理工学
  • 非平衡プラズマ理工学
  • プラズマ非線形現象理工学

応用力学研究所と基幹教育院の教員によって構成される協力講座です。基礎プラズマ実験装置 (PLATO/PANTA) を用いた実験研究を共同で行っています。これらの装置を使って実験を行い、そのデータを解析します。また、通常は見えないプラズマ内部構造を観測するための手法を考案します。データ解析の結果をプラズマ理論・シミュレーショングループと議論して新しい発見かどうかを検証します。また、理論・シミュレーションが予測する現象の検証も行います。

本グループの研究の重要なキーワードの一つがプラズマ乱流です。このプラズマ乱流は核融合プラズマのエネルギー損失に関わっています。このため核融合グループとも協力して研究を行っています。日本の核融合研究は以下の二つの研究所で大型の実験を行っています。当グループの修了生らがこれらの研究所で活躍しています。

  • 自然科学研究機構 核融合科学研究所 LHD
  • 量子科学技術研究開発機構 那珂核融合研究所 JT-60SA