加藤研究室のホームページへようこそ
当研究室は、九州大学大学院総合理工学府先端エネルギー理工学専攻の連携講座(先端エネルギーシステム学、原子・分子・光科学分野)です。当研究室では、物質を構成する最小単位である原子や分子がプラズマ中でみせるユニークな構造、衝突過程、光の吸収・放出過程など、ミクロスコピックな現象をコンピュータを用いた第一原理計算で明らかにするための研究を行っています。また、このような原子・分子過程データを基盤としたアプローチによって、近未来のエネルギー源として開発が進められている核融合炉、宇宙の高エネルギー現象(太陽や重力波天体)における物理課題に取り組んでいます。
加藤太治 (KATO Daiji)
核融合科学研究所 准教授
研究業績等 https://orcid.org/0000-0002-5302-073X
当研究室へ入学するには
九州大学大学院総合理工学府総合理工学専攻U類に入学する必要があります。修士1年前期は九州大学筑紫キャンパス(福岡県春日市)にて講義・演習、および週1回程度の遠隔ミーティングで研究課題について打合せを行います。
修士1年後期から、研究室所在地である核融合科学研究所(岐阜県土岐市)にて各自の研究課題に取り組みます。
核融合科学研究所は、核融合エネルギー利用の実現を目標としたプラズマ理工学、理論・シミュレーション、ならびに核融合炉工学研究の大学共同利用機関です。
ここには世界有数の研究設備が整っており、国内外からやってきた研究者や大学院生が研究を行っています。
経験は問いませんが、物理が好きで量子力学計算やコンピュータプログラミングをやってみたいという学生が望ましいです。詳しくは気軽にお問い合わせください。
大学共同利用機関法人
自然科学研究機構 核融合科学研究所
ヘリカル研究部 核融合システム研究系
原子分子過程研究部門
〒509-5292 岐阜県土岐市下石町322-6